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高熱のわけ・・最終回

その後もどうしても気逆の状況が残っています。足が冷たく、みぞおちの当たりに動悸を触れます、夜は寝つきが悪く悪夢ばかり見ます。ああやっぱり気逆だよなあ。
気剤として最初に浮かんだのが柴古剤でしたが、いいのがあるかどうか忘れていたので
取り合えづ令桂述甘湯を飲みました。その間に又本を取り出し調べる事にしました。
手持ちに柴胡桂枝乾姜湯が合ったのを思い出しこれを調べてみるとどんぴしゃでした。
寺澤先生の和漢診療学によると、太陽病気に治療として行った発汗により表症はとれたが治癒に至らず、肝の陽気の病的過剰と津液の不足をきたした状態。気虚・気逆の症状と心の陰液の不足の症状を伴う。顔面の紅潮、唇の乾燥、脈は弱く弦、舌は舌先が赤く、白苔がある。腹は軟弱で軽度の胸脇苦満があり、臍上悸が見られる。下肢の冷えを伴う。
と記されてあります。全てが全てでは無いのですが、赤字の部分は全て当たっています。
これを飲む事にしました。
柴胡桂枝乾姜湯は私が欝の時の処方です。私の体質を良く見極めた処方であったことがいまさらながら良くわかりました。医師は短い診察の中で一瞬に検索をかけて処方を決める
凄い記憶力ですね。
あとは補中益気湯を加えて私の調理は決定しました。
相変わらす、脈が分らないのが残念です。
 高熱の時漢方医が出したがる方剤に地竜(みみず)があります。竜と言う字が凄いですね。
主治医も2度ほど出そうとした事がありました。保険が利かないので結局処方される事は無かったです。みみずと言うとみんなビビルと思っている先生が多いみたいですが、私の場合祖母がミミズを干して煎じていたのを知っていたので、別に驚く事ではありませんでした。今回の風邪の処方をした先生も地竜を出すか?とだけ言いましたが、結局私の答えも聞かず、自分から打ち切ってしまいました。「みみずなんだけどもね」と言ってましたが、これは主治医も使った手でした。
要するに、お客さんをビビラせて反応を楽しむようです。
決して出てきた事のない、幻の処方です。
私はと言えば、なんのリアクションもしませんので、医師達にしてみれば面白くないお客さんだったかも知れません。
高熱の時、今度は是非所望して試してみたいと思います。主治医曰くカレーの味がするそうです。
 
 



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