<< 中華料理店の小さな女の子・・8 | main | テンプレートの変更で不具合。 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |

中華店の小さな女の子・・9

北風は竜の背中に虹を着せ

彼は漢方も勉強し、最近ではフラワーエッセンスも摂取しているようです。
私の主治医にであってから、性格が一変して権力や金儲けに興味を失い、野草や自然に心を奪われてしまったようです。
お会いするたび何かが変わっていっているのが肌で感じ取ることが出来ます。
何時になく落ち着いた様子で言葉を選んでいるようでした。(何がここまで人を変えるのか?)

私のこの状況について、「imokoさん、睡眠障害があってももう睡眠薬を飲むのは止めたらどうだろう」
「寝ないと決めて、一昼夜何か有意義なこと、例えば本を読んだり、何か書き物をしたり」
「睡眠薬を飲んで具合が悪くなって、みんなに心配かけるより。今日は私は寝ないで本を一人で読んでいる、明日は誰かの車で休ませてもらうから、私のことは気にかけないでいい」
と宣言することを薦められました。
彼も父からの虐待にあったという事でした。
きっと辛い青春時代であったと推測できます。
だから私のことも匂いで分かっているようです。
実際私も初めてお会いした時、彼が傷だらけであることを見抜いていました。

この提案は、私の心に届きました。
旅先での読書や書き物、そう言う風にすごしている姿は、睡眠薬が効かずにいらいらして過ごす夜よりもずっと素敵に感じます。

こういうところから突破口が開けるかも知れない。
睡眠薬以外そういえば、セントジョーンズワートが自然な精神安定剤であることも思い出しました。これはチャレンジしてみようと思って忘れて居たことです。

何かを決心していると、意外なところからヒントが転がり込んでくるものです。
この日この方と台風の影響で突風が吹く中、岬の突端に出かけると、幾重にも押し寄せる荒波に一つ一つ虹がかかって、まるで羽衣を背負った竜が波間に集まってくるように見えました。この世のものとは思えないほど美しい光景でした。

            ≠ 北風にせり立つ波にただ怯え    対極の風景でした。

| 心の謎 | 21:16 | comments(0) | - |

スポンサーサイト

| - | 21:16 | - | - |

Comment

Submit Comment